痔ろう(あな痔)
肛門のふちより1.5cmほど奥にある、歯状線とよばれる部分
にある小さいあなに便が入って、細菌感染を起こすことにより
炎症を起こす症状を、痔瘻(じろう)、俗にあな痔といいます。
人間には歯状線に10個前後の穴があり、そこに便が入っても
人間がもつ免疫力により通常は炎症を起こすことはありませんが、
疲労がたまっていたり、ストレスがたまっていたりすると免疫力
が落ちて、炎症を起こします。これを肛門周囲潰瘍と言います。
肛門の周囲にうみがたまり、膿が自然に無くなった後も膿んだ
部位に小さな穴が開いた状態になり、この部位が頻繁に化膿を
繰り返す状態のことを言います。便があなに入り免疫力が落ちて
いると、炎症を起こしてしまうわけですが、こうなると肛門の
周囲が腫れて痛みを伴います。また、腫れや激しい痛みだけでは
なく、発熱を伴うこともあります。膿を出す事で、症状は改善
されることになりますが、放置しておくとおしりの皮膚まで穴が
通じてしまうことになります。
そこまで症状が進行すると痔ろうとよばれ、こうなってしまうと
膿をだすだけでは完治しにくくなり、1度治っても再び痔ろうを
繰り返します。痔ろうを放っておくと、肛門ガンになってしまう
可能性もあることから、手術が必要になります。「痔ろう」かな
と思われる症状が出た場合には、恥ずかしがらずに早めに肛門科
を受診し、医師の診断を仰ぎましょう。しっかりと休息を取ったり、
ストレスを適度に解消したり、メンタルな部分も含めて健康管理
することもとても重要になってきますね。
当サイト人気コンテンツ
★ 患う確率はどれくらい?
★ どんな種類がある?
★ 痔核(いぼ痔)
★ 裂肛(切れ痔)
★ 治療方法について
★ 痔と自然治癒力